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コリアンドリーム

『基元節の意義』について全祝福家庭に送る顕進様の書信(2013年2月12日)

全世界ノ統一コミュニティの皆さんへ


第一部:序論/背景


私は、基元節に近づいている今、非常に深刻か

つ切迫した思いで、この手紙を書いています。


私たちは、既に先天時代を過ぎて、後天時代に

入りました。それは、神様の本来の理想を実現

することノできる時代、また実現し

なければならない時代です。


基元節は、創造原理に説かれている神様の夢が

、地上に最終的に実体化するという、神様の

摂理と人類歴史における新しい時代を宣布する

日となるべきでした。神様は人類歴史を通して

、この日を迎えるために熱心に準備をしてこら

れました。その日は、神様の人類始祖アダムと

エバに対する期待が、勝利的に実体化された

真の家庭が登場する、摂理的転換の時となるべ

きでした。そして、この理想家庭の勝利的基台

を中心として、神様の真の愛、真の生命と真の

血統が繁栄し、家庭から氏族、国家、世界へと

拡大してゆくはずでした。神様の真の愛の主権

が全人類に広がり、神様の下の一家族ノ夢が

実現される日となるはずでした。


このような天の願いをご存知だったお父様は、

この摂理ノ目的を成し遂げて、神様の心情を

解放するために、揺るぎない孝行心で人生の

全てを捧げてこられました。平和神経第一章

の『神様の理想家庭と平和理想王国』という

タイトルに表現されているように、お父様は、

永遠の平和のための勝利的基台として、この

地上に真の父母と真の家庭の実体的定着を

神様に捧げる道を追求してこられました。

それ同時に、神様の実体的主権としての平和

理想世界王国、即ち天一国の開門を可能なら

しめるために、祝福中心家庭と平和大使たち

を通して、世界的カイン圏とアベル圏を一つ

にしようとしてこられました。


お父様は、勝利的な基元節を、神様と人類に

捧げるという目標に向かって、休むことなく

働いてこられました。しかし、悲劇的にも

お父様は、その目標の完結を見ないままに

霊界に逝ってしまわれたのです。これは決して

、お父様が願われたことでも、予測されたこと

でもなかったのです。それに加えて、天の期待

と摂理の目的という観点からすると、現在の

統一運動は、神様と全人類の前に、この歴史

的、かつ聖なる基元節の日を、祝賀する準備

が全くできておらず、その資格も全くないと

言わざるをえません。


神様のみ旨に完全に一つになって、神様の手足

となるのではなく、現在のと統一運動は対立

と混乱と無秩序の状態に陥っています。ここ

数年は、原理に反する内容の馬鹿げた神学が

現れ、真のお母様を神様の夫人として発表して

います。現指導部は、この日を単なる象徴的

儀式の日、もう一つの恩赦祝福により『特別

の恩恵』を受ける日にすり替えることにより、

その日の本来の意義を矮小化する愚を犯して

います。私たちの運動内で、こうした憂慮す

べき動きが出てくるにつれて、多くの祝福

家庭が、天の前に自らの五%の責任分担を

放棄し、現指導部の誤った教えに盲目に従う

ことにより、自己の良心の声を無視しています

。お父様の生涯と、お父様から受け継ぐべき

もの(レガシー)を尊重することにより、

その心情を慰労することを願う息子として

私は神様の復帰と再創造の摂理の、不変、絶対

、永遠、唯一なる目的に根ざした、お父様の

生涯の夢を実現することを決意しています。

お父様の血肉として、お父様が私を通して

生きて下さることにより、勝利の1日を、神様

の前に捧げられるようにしてあげたいのです

。また私は兄として、祝福中心家庭に対して

、基元節の本当の意味を明らかにし、この

重大な歴史の分岐点において、神様の期待を

全うするという深刻な責任に、皆さまを目覚め

させる責任を感じるのです。

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